電気って昔から当たり前のように東京であれば東京電力、福岡ならば九州電力など地域ごとの電力会社と契約していました。
そんな当たり前が2016年4月の「電力自由化」によって、地域の電力会社以外の会社(いわゆる新電力)が参入できることになり、我々電気を使う側も各社を比較しながらよりお得に契約できる機会を得ることになりました!
全国を見渡すと100企業以上あると言われる電力会社、そして21年冬に大きなニュースになった厳冬に伴う電力需要逼迫を受けて大きく値上がりした市場連動型、○○kwまで○○円といった定額型、基本料金+応量制、基本料金なしの応量制などプランまで含めるともはや何をどこまで選んでいいのか悩む方も多いのではないでしょうか。
通信会社とのセット割やキャッシュバック、果ては比較サイトごとのキャッシュバック・特典にも違いがあり、結局どこでどんなプランを選んだらいいのか…
特に我が家はこまめな節電対策には夫婦ともに向いておらず、必要な分は無理せず使うタイプであったため、少しでも安い電力会社を探しに出ました。
その過程を含めて記載しますので、電気代を見直そうと思っている方のご参考になれば幸いです。
なお我が家では最終的に下記で行くことに決めました。
- 比較サイトは「enechange」を利用
- (我が家では)最安値となる「熊本電力」を見据えつつ、キャッシュバックを考慮して「エルピオでんき」を使用
では上記に至るまでの過程を記載していきます。
なぜenechange(エネチェンジ)で選んだか?
キャッシュバックやenechange独自の特典が充実しているからです。
完全にこの一言に尽きます。
比較サイトでいうと「価格ドットコム」かと思いますが、特典はenechangeのほうが充実していました。
ちなみにenechangeは2015年設立、20年12月には東証マザーズ上場と時流を捉えて大きく成長している会社です。
上場時には公募価格600円に対して、初値は2,400円と4倍になりました。
皆さんの期待の大きさが伺えますね!
こちらではガス会社の見直しもセットで行えますので、是非一度ご覧ください。
ちなみに我が家では最終的にenechangeで決めました!
どこの電力会社がおすすめ?
我が家では最終的に「エルピオでんき」に決めました。
(ガスもセットで決めました)
決め手となった値段比較表を自作しましたので、よろしければご参考ください。
添付のExcel作成にあたっては、「月別電気使用量」が分かれば十分です。
○○kwhまで○○円といった定額プランは電気使用量の変動が少ない方におすすめですが、そうでない方は応量制のプランがおすすめです。
意外と月平均で値段を計算すると、定額プランがぱっと見お得に見えますが、エアコンを中心に電力使用量が多い使う夏場・冬場、あまりそうでないそれ以外の時期で電力使用量は大きく異なります。(少なくとも我が家では)
しっかり月別の電気使用量を把握されたほうがより確実な節約が可能です!
また良く比較対象となる「基本料金+応量制」⇔「応量制」については、おおよそ400kwhが一つの損益分岐点になります。
- 400kwh以上を使うご家庭の方であれば、「基本料金+応量制」
- 400kwh未満のご家庭であれば、「応量制」
がおすすめです!
私が調べた中で、それぞれのプランで下記が最安値になるかなと思いますので、是非ご参考ください。
基本料金+応量制:熊本電力 or たのしいでんき(HISでんき)
応量制(基本料金なし):japan電力
なお電気代高騰で話題になった市場連動型は省いておりますので、ご了承ください。
応量制では「ピタでん」が安かったのですが、まさかの倒産…
本当に電力会社も厳しい戦いですね…
なおエルピオでんきを使用する前までは「東京電力」、「ソフトバンクでんき(おうちでんき)」、「楽天でんき」を使用しておりました。
「ソフトバンクでんき」は
といったメリットがあり、enechangeでも4万円のキャッシュバックありです。
長く、ずっとだと電気代が高いですが、キャンペーン前提での乗り換えはありかなと思います。
「楽天でんき」は
- 期間限定の楽天ポイントが使える
- 電力使用状況が30分ごとの更新で分かりやすい
といったメリットがあります。
今までは楽天市場でのSPU+0.5倍の対象でしたが、残念ながら21年6月より対象外となり、魅力は半減したかなと思います。
同じ応量制であれば、口コミでも高評価の「Looopでんき」のほうがお得です。
以上、毎月かかわる大きな固定費である「電気代」について、我が家なりの見直しを記事にさせて頂きました。
電力自由化に伴って、競争原理が働く中で常に最安のプランが最安であり続けることは絶対ではないことから、我が家では最終的に乗り換え前提で特典込みで「エルピオでんき」にしました。
今回月別電気使用量、各社のプランをExcel化したことから年間の電気代をイメージしながら、比較ができました。
Excelも共有可能ですので、気になる方は是非!
では、お読みいただいてありがとうございました!
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