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【資産形成・戸建】購入した物件をすぐに売却へ!~資産価値を知ろう~

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福岡から東京に異動した半年後に、人生で最も高い買い物ともいわれる「家」を買いました。

元々私が東京で育ったこと、また妻も気に入ったこともあり、同じ最寄り駅の評判の良い小学校の学区内を中心に戸建を探しました。

お互いに貯金があまり得意でないということもあり、探していたエリアでの注文住宅は早々に諦め、建売住宅を中心に日々物件情報と睨み合っていました。

探し始めてから2か月後にちょうど良い物件が見つかったこともあって、思い切って物件を購入!

そんな私たちですが、購入後2か月で売却査定に出しました。

今回はなぜ購入後2か月ですぐに売却査定に出したか、ご参考になれば幸いです。

 

 

なぜ購入後すぐに売却査定に出したか

新築物件は購入した瞬間に価値が2割落ちると言われています。

人生で最も高い買い物である分、2割のインパクトは非常に大きいものです。

1億円の物件であれば、2千万円…

5千万円の物件であれば、1千万円…

なけなしの頭金を入れて、節約もして、やっと購入した物件とは言え、人生何があるかわかりません。

ある日いきなり事故にあって働けなくなったり、勤務先が倒産してしまうリスクは決して”0”ではなく、そうなると、住宅ローンが払えなくなるリスクが生じます。

コロナ禍で収入の減少が多い中で、このリスクは決して他人事ではないと思っています。

 

仮に住宅ローンを滞納すれば当然差し押さえになるため、住宅ローンが厳しくなれば事前に売却するという手段のほうが高値での売却が可能です。

基本的には売却資金で住宅ローンの残債を返済することになりますが、怖いのは

「住宅ローンの残債」>「売却額」 + 「保有資産」

の時です。

売却額が住宅ローン残債より高ければベストですが、売却額が仮に住宅ローンの残債より少なかったとしても、保有資産から賄えれば家計全体の純資産はなんとか黒字で維持できます。

しかし、「住宅ローンの残債」>「売却額」 + 「保有資産」となった場合は家計全体のの純資産がマイナスとなり、借金となります…。

そのため、常に家計全体の資産がどういう状況となっているか、大きな金額となる物件購入が「不動産」となるか、「負動産」となるかは早目に把握することが必要だと感じました。

 

そこで、客観的な情報把握のために売却一括見積サービスを依頼しました。

こちらは1分も要らず、物件情報を入力するだけで、複数の不動産業者から見積もりが提示されます。

当然不動産業者も仕事ですので、見積もり依頼後は営業の電話が掛かってきます。

ただ現時点で売却の意志が無い旨をしっかり伝えれば、その後の電話はありませんでした。

 

この見積もり額がまさに売却額となります。

大きな買い物だからこそしっかり「今の価値」を確認することで、

  • 資産状況の把握
  • いざという時の備え

が可能となります。

また事前に売却可能額が把握しておけば、仮に買い替えとなった際にもある程度売却額をイメージしながら、新しい物件を探せるのもメリットの一つです。

 

売却査定に実際出してみて

実際に査定に出したところ、想像以上に丁寧な査定が2週間程度で返ってきました。

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売却査定書類

(個人情報等は潰しています)

書類の主な内容は下記のとおりです。

  • 周辺環境(学区やスーパー、駅歩、ハザードマップ
  • 周辺物件の相場推移・取引相場
  • 売却時の提案資料・提案売却額

周辺環境の資料は非常に細かく丁寧で、また周辺物件についても過去からの取引相場が記されています。

実際に我が家には入らず、周辺相場や登記簿情報などから今回は査定してもらい、最終的な査定額はこちらになりました。

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売却額が3段階に分かれていました。

我が家を例にすると、標準プランの売却額が物件購入価格とほとんど変わりませんでした。

6,000万円の住宅ローンを組んでいたため、リスクが非常に高い中、この査定結果は正直非常に有難かったです。

物件価格は5年ごとを目途に見直し(査定しなおし)たほうが良いと査定してくれた不動産業者の方から言われましたが、これで少なくとも5年は万が一のことが発生しても借金にならないと分かれば、まずは一安心でした!

 

まとめ

大きな買い物である不動産購入は万が一の時には家計全体が赤字にもなり得るほどのインパクを持っていると思います。

せっかくのマイホーム購入が生活の足掛けにならないように、家計全体を黒字にできればベストですが、仮に赤字になったとしても赤字幅の把握をすることは家計管理には不可欠です。

また単純に売却額を知ることで、

  • 大きな黒字幅があるならば、余剰分を投資に回す
  • 赤字幅が大きいのであれば、確実な貯蓄をして、リスクを減らす

資産運用の一助にもなります。

 

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

持ち家の方は家計全体の純資産がどうなっているのか、まずは把握するために是非一度皆様も試されてみてください!

 

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