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【戸建・建売】建売購入に掛かった総費用・諸費用はいくら?減らすポイントは?

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第2子の妊娠を機に、2020年末に東京23区内で建売の戸建を購入しました。

物件を探し始めてから2か月で契約まで終えたこともあって、正直に言うと下調べが足りず、金銭面では想定外の費用も多く発生しました。

 

そんな我が家の持ち家購入から実際に日常生活を始めるまでに発生した全費用を今までの記事とともにご紹介させていただきますので、これから持ち家購入を検討される方のご参考になれば幸いです。

特に物件価格の5~7%と言われる諸費用の内訳・内容について、知らなければ損する(?)内容もございますので、是非ご一読ください。

 

 

購入から生活を始めるまでに掛かる内訳・全費用

我が家が建売購入から実際に生活を始めるまでに掛かった費用は下記のとおりです。

一部を除いて、物件価格を100%としたときの比率で表します。

物件を買うまでに掛かる内訳・全費用

物件価格(・住宅ローン)に連動する費用
  • 物件価格:100%(土地:非課税、建物:消費税込)
  • 仲介手数料(仲介業者)3.3%
  • 登録免許税:0.5%
  • 事務取扱手数料(住宅ローン)2.2%
  • 固定資産税(売主):日割で計算

物件価格に連動する諸費用は、全部で約6.3%となります。

物件価格(・住宅ローン)に連動しない費用
  • 売買契約書貼付印紙代:3万円
  • 登記・抵当権設定手数料司法書士2人分):21万円
  • 事務代行手数料(仲介業者):11万円
  • 火災・地震保険料:15万円

物件価格に連動しない諸費用は、全部で50万円となります。

 

これらをまとめると、

物件購入までに掛かった諸費用は物件価格×約6.7%

となり、意外と高額になることが分かるかと思います。

生活を始めるまでに掛かる内訳・全費用

こちらは場所・設備などによっても変わりますが、主なものはこちらになります。

物件購入費用以外の主な費用
  • 引越代:19万円(おまかせパックを利用)
  • エアコン設置費用:15万円(4台分)
  • カーテン費用:25万円
  • フロアコーティング:26万円
  • テレビアンテナ設置費用:6万円

おそらくほとんどの持ち家(建売)ではこちらの費用が掛かってくるかと思います。

我が家では総額約90万円掛かっております。

意外と持ち家を手に入れても、実際に生活を始めるまでにはかなりの金額が掛かります。

 

また人によりますが、我が家では上記以外にも

家具・家電の購入・廃棄費用
  • エアコン代:32万円(2台分)
  • 家具類
  • ジョイントマット・ダイニングマット
  • ベビーガード
  • 粗大ごみ処分費用

といった費用が掛かり、約60万円でした…。

特に子供が小さいこともあり、また戸建で階段があったことで、子供のための出費が多めです。

建売購入から生活を始めるまでに掛かった費用まとめ

購入から実際に生活を始めるまでに掛かった費用をまとめると

総費用
  • 物件購入までに:物件価格の6.7%
  • 生活を始めるまでに:150万円

と非常に多額な費用が掛かります。

我が家の実額に直すと、約6,000万円強の物件に対して、約5.5百万円の費用でした。

諸費用ローンもあるとは言え、借入額は少ないに越したことはないです。

持ち家購入時、「生活を始めるまでの費用」は

物件購入費用 + 諸費用だけではありませんのでご注意を!

特に物件購入費用だけで頭金と住宅ローンを計算すると、諸費用や生活を始めるための費用が大変なことになります!

男, びっくり, うわー, 若いです, 男性, メガネ, モデル, 式, ジェスチャ

諸費用・生活を始めるまでに掛かる費用を減らすポイント

生活を始めるまでに掛かる多額な初期費用が掛かる中で、それでも少しでも良い物件に住みたい!(≒初期費用を減らしたい!)と思うのが世の常です。

そこで、実際に私の経験・後悔を踏まえて、少しでも初期費用を減らすポイントを紹介いたします。

諸費用の削減ポイント!

諸費用の6.7%は特に大きな削減ポイントです。

削減対象となる項目・費用感は下記のとおりです。

削減ポイント①
  • 仲介手数料:仲介手数料無料の仲介業者を活用! ⇒ 3.3%削減!

詳細はこちら ⇒ 【戸建・建売】安く出来たかもしれない仲介手数料

    • 登記・抵当権設定手数料司法書士2人分):事前に手数料を確認! ⇒ 11万円削減!
    • 事務代行手数料(仲介業者):事前に発生有無を確認 ⇒ 11万円削減!

上記2つの詳細はこちら ⇒ 【戸建・建売】想定外だった物件購入で掛かった諸費用・軽減措置

この3つのポイントを抑えるだけで、諸費用を3.6%削減可能です。

特に大きい仲介手数料を如何に抑えられるかが、諸費用の削減ポイントとなります。

また住宅ローン借入額の2.2%掛かる「事務取扱手数料(住宅ローン)金利とセットで考慮することで、場合によっては削減することも可能です。

ご参考 ⇒ 【戸建・建売】住信SBIネット銀行の変動金利で住宅ローンを契約!仮審査から本審査完了までにわずか3週間

生活を始めるまでに掛かる費用の削減ポイント!

こちらはほとんどの方が掛かるであろう費用である引越代などが対象になります。

大事なことは必ず相見積もりを取る」ことです。

特に売主や仲介業者からの紹介はぱっと見安く思えますが、必ず一歩止まって確認することをお勧めします。

実際に我が家が当初の見積もりより下げた金額は総額53万円で、詳細は下記のとおりです。

削減ポイント②
  • 引越代:▲5万円
  • エアコン設置費用:▲6万円

詳細はこちら ⇒ 【戸建・建売】狭小3階建て住宅でのエアコン設置工事

  • カーテン費用:▲7万円

詳細はこちら ⇒ 【戸建・建売】想定外だったカーテン費用!

  • フロアコーティング:▲34万円

詳細はこちら ⇒ 【戸建・建売】フロアコーティングのすすめ

詳細はこちら ⇒ 【戸建・建売】想定外だったテレビアンテナ費用!

フロアコーティングを除いて、全体と比べると一つ一つは少額ですが、集めると大きな削減となります。

ついつい新生活に向けた様々な手続きに忙殺されてしまうタイミングですが、最後のひと踏ん張りで、その後の生活の負担を減らしましょう!

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まとめ

ほとんどの方が住宅ローンという多額の借金を抱えて購入するマイホーム

初めて購入する際には、どういった費用が掛かるか分からず、また削減も出来ずに請求されるがままに支払った結果、想定以上の費用が掛かる可能性があります。

特に気に入った物件や土地を若干無理して購入した場合、準備していた頭金・預貯金が不足しかねません。

物件を購入する費用に加え、生活を始めるまでに掛かる費用をしっかり見据えた資金準備だけでなく、せっかくのマイホーム生活を楽しむためにも、無駄な費用を削減しましょう!

 

以上、我が家が建売購入で実際に掛かった総費用と内訳、また削減ポイントをご紹介させていただきました。

初めての経験で大きな金額を扱うからこそ、不安や後悔がないよう、ご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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