持ち家を購入しようとすると、「住宅ローン」や「確定申告」はもちろん、「不動産取得税の軽減措置」や「すまい給付金」など準備しておかなくてはいけない書類が山ほどあります。
必要な書類を都度請求していては、手間も時間も無駄に掛かります。
そこで、今回は建売購入時に実際に必要な取り寄せ書類をまとめてご紹介させていただきます。
なお健康保険証や運転免許証などの本人確認書類、物件関係書類等の取り寄せ不要な書類は省略いたします。
必要な取り寄せ書類一覧
建売住宅購入時に必要な取り寄せ書類は下表のとおりとなります。
なお、注意点としては下記のとおりです。
- 住民票:確定申告を除いて、「マイナンバー記載なし」のものを発行しましょう。
- 印鑑登録証明書は不要な場合もありますので、仲介業者に確認しましょう。
- 住宅ローンを複数の銀行に申し込む場合は申込銀行数に応じて必要となります。
- 住宅ローン・売買契約の必要書類は会社によって異なる場合があります。
住民票の住所については、仲介業者・不動産業者とも相談し、購入予定の住所に移した状態で住宅ローンの最終契約を行えば、登記費用をはじめとした手間・金銭を節約可能です。
必要書類の取り寄せはどこで?
建売住宅購入時に必要な書類について、それぞれ各役場やコンビニ、もしくはウェブ上での取り寄せとなります。
- 住民票・印鑑登録証明書・課税証明書:各自治体
※マイナンバーカードを用いてコンビニでの取得が可能な自治体もあります。
- 登記事項証明書:法務局・登記ねっと
※登記ネットの稼働時間は平日8:30~21:00
各手続きに必要となる公的書類は発行枚数ごとに料金だけでなく、手間・労力も発生するため、一度でまとめて済ませてしまいましょう。
余裕を持った準備を!
持ち家を購入するとなると、手続きだけでなく、必要書類も非常に多く煩雑となります。
特に我が家では購入年の4月に転勤していたため、課税証明書を転勤前の自治体で取る必要があり、時間を要しました。
確定申告など不慣れな手続きも多く、また勤め先によっては必要書類の発行に必要な休みを取りづらい方もいらっしゃるかと思います。
24時間のコンビニや登記ねっとの活用、また各種手続きの利便性向上や必要書類の代替書類にもなるマイナンバーカードの活用をおすすめします。
また公的書類以外にも、
- 売買契約書や重要事項説明書などの物件関係書類
- 外国人登録カードや運転免許証などの本人確認書類
といった書類のコピーが必要となります。
コンビニでのコピーでも良いかと思いますが、物件購入される方は利便性向上も含めて、自宅用プリンタの購入もおすすめです。
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
物件購入にあたっては、手間も労力も、そして費用も掛かる公的書類の取り寄せの負担を少しでも軽減するのにお役に立てれば幸いです。
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