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【節約】ピタでん撤退で次に選ぶのは地域電力会社

500kwhまでは12,220円、500kwhを超えたら燃料費調整額と再エネ賦課金込みで27.5円/kwhと驚異的な安価でお世話になっていた「ピタでん」が12/20以降で最初の検針日を以って事業撤退となりました。

高止まりしている燃料費調整額もなんのその

毎月500kwh前後を使用する我が家にとっては、非常に心強い味方でした。

とは言え、事業撤退する以上、次の電力会社を探す必要がありますので、今から探し始めます。

ピタでんはすごかった

事業撤退せざるを得ないくらい安いピタでんの「使いたい放題プラン」の料金は下記のとおりです。

  • ~500kwh:12,220円
  • 500kwh~:27.5円/kwh(再エネ賦課金・燃料費調整額込)

再エネ賦課金が3.45円、燃料費調整額が5.13円(東電エリアの上限)を考えると、500kwh以上を使っても、再エネ賦課金・燃料費調整額を除いた電気代は18.92円/kwhと破格の安さです。

これだけ安い新電力が撤退するのはやむなしとは言え、一度この安さを経験してしまうと次を探すのも一苦労です。

燃料費調整額の上限なしは危険

次の電力会社を探すのあたり、話題となっている燃料費調整額の確認は必須です。

地域の電力会社では燃料費調整額の上限ありプランの提供がある一方、ENEOSといった大手でも燃料費調整額の上限撤廃が相次いでいます。

東電エリアでは燃料費調整額の上限が5.13円で設定されていますが、2022年10月現在で上限を撤廃した電力会社では8円程度の燃料費調整額となっています。

この3円の差だけで、月間500kwh使用した場合は1,500円、年間で18,000円の差となります。

なかなか燃料費が下がる見込みのない昨今では、燃料費調整額の上限なしは大きなリスクとなりえます。

燃料費が高い今は地域の電力会社一択

燃料費調整額が上限いっぱいとなっている2022年9月現在、新電力は続々と上限の撤廃に動いています。

先行きが不透明な中、燃料費がいつ落ち着いてくるかは誰も分かりません。

またENEOSといった大手ですら上限撤廃を行っている中、現在燃料費調整額の上限ありプランを提供している電力会社もいつ上限を撤廃してもおかしくありません。

燃料費が落ち着くまでは燃料費調整額が見通せる地域の電力会社一択です。

燃料費調整額がない「アクアエナジー100」

東電への契約を考えている中、東電の様々なプランの中の一つに

「アクアエナジー100」があります。

なんとこのプランには燃料費調整額がありません

アクアエナジー100

出典:TEPCO公式HP

ただし、水力発電で生じた電力を利用しているからか、基本料金が非常に高くなっています。

アクアエナジー100

出典:TEPCO公式HP

我が家は60Aで契約しているのですが、東電の通常プランであれば基本料金は1,716円である一方、アクアエナジー100は3,366円と2倍近い基本料金となります。

ただ、アクアエナジー100は燃料費調整額の適用がありません

(3,366 - 1,716)÷5.13 = 322

となり、322kwh以上使うのであれば、アクアエナジーがお得になります。

また500kwh使うのであれば、燃料費調整額が3.3円以上であれば、アクアエナジーがお得となります。

最後に

燃料費調整額が高止まりしている現在、燃料費調整額が電気代に与える影響は今まで以上に大きくなり、新電力の電気代がむしろ地域の電力会社より高くなることも珍しくなくなりました。

先行きが不透明な中、少しでも不安定な変動要因が少ないに越したことはありません。

また東電との契約は2か月先まで選択できるため、早め早めに準備を行っていこうと思います。

 

以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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