【節約】電気と都市ガスのセットで最安値比較~東京都23区版~
毎日欠かせない電気とガスの契約は小売り自由化によって、自由に契約会社を選ぶことが出来るようになりました。
数多くの電気、ガスの小売会社がある中で、東京都23区で電気と都市ガスのセット契約を提供している小売会社の料金を今回は比較してみたいと思います。
電気と都市ガスをまとめて契約するメリット
- セット契約による割引を受けられる
- 支払先が一つになるため、管理が楽
- ポイント還元などの関連サービスをまとめて受けやすい
セット契約による割引を受けられる
電気とガスを両方提供している会社の多くではまとめて契約を行うと、利用料金から割引を行っています。
電気とガスをそれぞれで比較するよりも、全体で安くなる可能性があります。
支払先が一つになるため、管理が楽
まとめて契約することで契約・支払先が一つになり、支払タイミングも同時になるため、家計管理が非常に楽になります。
ポイント還元などの関連サービスをまとめて受けやすい
電気料金とガス料金をまとめて支払うことで、利用額に応じたポイント還元額が増えたり、駆けつけサービスなどが利用できるようになったりと、サービス面の充実が図れます。
電気・都市ガスをまとめて提供している会社5選
どちらかというと料金が高い電気代を安く提供している会社を中心に、東京都23区で電気・都市ガスをセットで契約できる5つの会社を今回は比較してみます。
ENEOSなど電気と都市ガスをセットで提供している会社もありますが、電気代が安くないため、今回は省略します。
東京電力
電気の契約では一度は必ずお世話になったことはある東京電力では電気に加え、ガスの提供も行っております。
- 水廻りや窓の破損などのちょっとしたトラブルの応急処置に24時間365日無料で対応
- ガス機器等が自然故障した場合の修理が無料
- 当初1年間のガス代5%OFF もしくは amazonプライム会員が無料に
東京電力では都市ガスをまとめて契約することで、水廻りのトラブル、設置から10年以内のガス機器の故障への無償対応など、日常のちょっとしたトラブルへの24時間365時間無償対応がついてきます。
またトラブル対応だけでなく、料金面では東京ガスより3%安価になるプラン、もしくはamazonプライム会員の費用が無料になる料金面のメリットもあります。
東京ガス
電気と比較すると自由化が遅かったため、都市ガスは東京ガスのままという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その東京ガスでもガス+電気のセット契約を提供しているので、確認してみましょう。
- レシピ動画サービス「クラシル」の有料機能(人気順検索)が利用可能
- 電気の基本料金3か月無料に加え、毎月の電気代から0.5%割引
多くのセット契約ではガス代の割引を行っているのに対し、東京ガスでは料金が高くなりがちな電気代からの割引があるのは非常に大きなメリットです。
Looopでんき
基本料金が掛からず、利用した分だけ料金が掛かることでおなじみの「Looopでんき」でも電気と都市ガスをセットで契約が可能です。
- 電気の従量料金が約2%割引
Looopでんきではガスとのセット契約によって新しいオプションサービスが提供されることがない反面、最安クラスの電気代が更にお得になります。
楽天でんき
楽天の期間限定ポイントの使い先としても人気の高い楽天でんきと楽天ガスは楽天経済圏の方であれば一度は検討したことがあるのではないでしょうか。
2021年6月を以って、楽天でんきは楽天市場のSPU!プログラムの対象外となりましたが、楽天ポイントでの支払いによって、負担を下げることは可能です。
楽天ガスの料金体系は東京ガスの基本プランと料金体系が同じであるため、単体でのメリットは薄いですが、楽天でんきとセットでの契約であれば実質東京ガスより1%料金が下がることになります。
エルピオでんき
ガス会社であるエルピオが提供しているエルピオでんきはLooopでんきと同程度の格安な料金体系を提供しています。
- 毎月の電気・ガス代から合計100円引き
エルピオで電気とガスをまとめることで100円引きの割引を得ることが出来ます。
割引額としては少ないものの、それぞれの料金体系が最安クラスであることを考えると、十分かと思います。
最安値比較
最安値の比較にあたっては、4人家族×戸建の我が家の使用状況をベースに考えていきます。
- 電力:460kwh(60Aの契約)
- ガス:40㎥
自分でいうのもなんですが、結構電気・ガス代は高い方だと思います…。
負担の大きい電気代が安ければ、トータルも安くなる
シミュレーションにあたって、基本的には電気代のほうがガス代よりも高いため、電気代が安い会社が基本的には全体の費用も安くなります。
したがって、5選の企業のうち、結論から言うと「Looop」もしくは「エルピオ」が最安となります。
Looopとエルピオの比較
電気代は2社でほとんど違いがないため、ガス代の比較、セット割の比較を見ていきたいと思います。
ガス代の比較
まずはガス代の料金プランを確認してみましょう。
- Looopガス:(基本料金)1,000円 + (従量料金)128円/㎥ × 40㎥ = 6,120円
- エルピオガス:(基本料金)1,015円 + (従量料金)124円/㎥ × 40㎥ = 5,975円
基本料金がほとんど変わらないため、従量料金の差でエルピオガスが安くなります。
セット割適用前
本題のセット割を反映する前に、セット割を反映しない場合の料金を比較します。
Looop
- 電気代:(従量料金)26.4円 × 400kwh = 10,560円
- ガス代:6,120円
- 合計:16,680円
エルピオ
- 電気代:(基本料金)1,613.04円 + (従量料金)省略 = 10,574円
- ガス代:5,975円
- 合計:16,549円
セット割を適用しない場合、我が家であればエルピオのほうが安いことが分かります。
セット割適用後
では、セット契約による特典を反映した場合はどうなるでしょうか。
Looop
- セット割特典:電気代の従量料金が26.4円→26.0円に
- 電気代:(従量料金)26.0円 × 400kwh = 10,400円
- ガス代:6,120円
- 合計:16,520円
エルピオ
- セット割特典:電気代+ガス代の総額から100円割引
- 電気代:(基本料金)1,613.04円 + (従量料金)省略 = 10,574円
- ガス代:5,975円
- 合計:16,449円
先ほどと比較するとどちらも安くなっていますが、それでもまだエルピオのほうが安いことが分かりました。
ただし、電気の使用量が300kwh前後のご家庭であれば、Looopのほうが全体的には安くなります。
まとめ
生活費の中でも大きな割合を占める電気とガスの節約は家計にとって非常に重要です。
電気とガスを別々に最安値で契約することもありますが、セットでまとめて契約することで、より大きな割引を得られる会社もあります。
まとめることで、安くなるだけでなく、支払が一本化されて家計管理も楽になります。
2021年現在、東京都23区内においては電気+ガスはLooopとエルピオが最安クラスかと思われます。
多くの会社で提供しているポイント還元を加味しても、最安値ともいえる2社は非常におすすめです。
2社はほとんど料金の差がありませんので、その他付帯サービスで選ばれても良いかと思います。
Looopでんき+ガスのお申込みはこちらから!
エルピオでんき+ガスのお申込みはこちらから!
(我が家はエルピオで契約しています)
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
固定費削減のお役に立てれば幸いです。
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