資産形成の一つとして積立投資を行っている方が少しずつ増えてきている中、積立金をクレジットカード決済出来れば、クレジットカードの還元分を得られるのに!と思い、
クレジットカードで積立投資が出来るクレジットカード×証券会社
を調べてみました。
投資信託の利回りはもちろん大事だが、どうせなら積み立てたお金もお得にしたい!という方の参考になれば幸いです。
クレジットカードで投資信託を積み立てるメリット・デメリット
クレジットカードで投資信託を積み立てるにあたり、まずはメリット・デメリットを確認していきましょう。
クレジットカードで投資信託を積み立てるメリット
- 積立金額がクレジットカード利用分として還元される
- 支払いが翌月にまとめて請求されるため、投資用口座への入金が不要
ほとんどのクレジットカード決済では、積立額に上限が設定されているとはいえ、上限金額まではクレジットカード利用額としてポイント還元されるのは非常にありがたいです。
またSBI証券や楽天証券を利用されている方であれば、連携している銀行口座を使えば証券口座に現金を入れる必要はありませんが、そうでない場合は証券口座への入金が必要となります。
ただ銀行口座と証券口座を紐づけていない方でも、クレジットカード決済を行えば、わざわざ証券口座へ入金しなくても良くなります。
クレジットカードで投資信託を積み立てるデメリット
- 積立・決済日が選べない
- 積立頻度が月次のみ
- クレジットカードを持っていない場合は発行が必要
クレジットカードで積立を行う場合、積立・決済日が月初に固定されている場合がほとんどとなります。
過去リターンを鑑みて、特定の日付で積立を行いたい方にはおすすめできません。
また、毎日積立などのように積立頻度を増やしたい方にとって、積立頻度を選べないクレジットカード決済による積立は少し躊躇するかもしれません。
なお各証券会社ごとに特定のクレジットカードのみ決済可能となりますので、対応しているクレジットカードをお持ちでない場合は新規発行が必要となります。
クレカで積立可能なクレジットカード×証券会社3選
楽天カード×楽天証券
常時1%の高い還元率で有名な楽天カードと楽天証券の組み合わせはご存じの方も多いかと思います。
- 積立上限(/月):50,000円
- 還元率:1.0%
- 買付日①:毎月1日(2021年6月19日以前からクレカ積立をしている方)
- 買付日②:毎月8日(2021年6月20日以降からクレカ積立をされる方)
- 積立申込締切日:前月の12日まで
つみたてNISAにも対応しており、非課税運用をされている方にも非常におすすめです。
つみたてNISAの月額上限である33,333円をクレジットカード決済にすることで、年間3,966円分の楽天ポイントを獲得可能です。
つみたてNISA以外にも、特定口座を含めて合計50,000円を毎月決済すれば、年間で6,000円分の楽天ポイントが還元されます。
還元された楽天ポイントを再投資に回すことで、更に資産形成のスピードを加速させることが可能です。
三井住友カード×SBI証券
2021年6月30日より申し込みが可能となり、8月積み立て分よりクレジット決済が可能となった三井住友カードとSBI証券の組み合わせとなります。
三井住友カード×SBI証券もつみたてNISAにも対応しているだけでなく、三井住友カードはセブンイレブン・ファミリーマート・ローソンの大手コンビニやマクドナルドで常時5%還元となるため、非常におすすめです。
積立金額に対し、通常の三井住友カードは0.5%還元ですが、ゴールドカードは1.0%、さらに上位のプラチナカードは2.0%還元となります。
通常の三井住友カードは還元率0.5%と楽天カード×楽天証券に劣りますが、ゴールドカード以上をお持ちであれば、還元率は楽天カード×楽天証券以上です。
また還元されるVポイントを投資に回すことも可能です。
ただし、ゴールドカードの「年間100万円以上のご利用で翌年以降の年会費無料!」の条件から、積立額分は対象外となりますので、ご注意ください。
エポスカード×tsumiki証券
我が家でもサブカードとして重宝しているエポスカードでもtsumiki証券で積立が可能です。
- 積立上限(/月):50,000円
- 還元率:0.1%~0.5%(決済ごとの還元はなし)
- 買付日:毎月10日前後(積立ファンドごとに若干前後します)
- 積立申込締切日:前月の27日前後まで
今までご紹介した楽天カード×楽天証券、三井住友カード×SBI証券の組み合わせと異なり、エポスカード×tsumiki証券では決済ごとの還元は発生しません。
ただし、ゴールドカード以上の場合、積立金額は年間利用額に応じたポイント還元の対象となり、ボーナスポイントを得やすくなります。
最後に
クレジットカードで積立投資が出来るクレジットカード×証券会社の組み合わせを3つご紹介させていただきました。
SBI証券でつみたてNISAを毎日積立で積み立てていた私もいよいよ三井住友カードの発行とともに、クレジットカード決済での月次積立に切り替えます。
妻も現在楽天カード×楽天証券で毎月積立を行っており、ジュニアNISAを除いて、全員がクレジットカード決済による積立となります。
ジュニアNISAを除いて毎月10万円ほどの投資信託購入が我が家ではちょうど良い塩梅で、無理せずポイント還元のメリットを得られています。
ご存じの方も多いかと思いますが、ご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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